リムジンの由来はコートのブランド?

リムジンとは地名

リムジンと言う言葉はフランス語で、実は乗り物ではなくフランスの中南部にあるリムーザン(Limousin)の地名に由来します。(英語発音がリムジン) 地名が車の呼ばれ方になった訳は、リムーザンの雨が多い気候に合わせて作られたコートが始まりです。

このコートはビニールなどが開発される前の17世紀のこと。 雨の中で働きやすいよう、濡れづらい素材をつかって頭を覆うフッド付きの大きなコートをリ ムーザンの人たちが作った事で、リムーザンのコートが出来ました。 当時の労働者、常に外で働く人たちには大変ありがたいもので、よく利用されたとの事。


リムジンコートを着て働く人たち

そのコートとリムジンの繋がりは、とある職業からヨーロッパ全体へと広がって行きます。 同じく17世紀、椅子運び(Chair bearer)と言う職が出来、その仕事の内容は人を屋根とカーテンの付いた椅子に乗せ目的地へと送迎します。 (日本で言うと駕籠に似ています) もち ろん乗るのは上流階級でお金持ちのステータスの有る人々。 雨の日の利用が多く、椅子運び職人はリムジンのコートを着て仕事をしました。 椅子運びに限ら ず、馬車(コーチ)の運転手もリムジンコートを着用するようになり、お金持ちの送迎=「リムジンが来た」というフレーズが使われるようになりました。

車になったリムジン

現在使われている、リムジンが車に なるのはアメリカの1950年代。 当時まだ流行りだしたばかりのロックスター達は、今とは違ってライブを複数のアーティストと行う為、同じ車での送迎を してました。 普通の車ではつまらなく、人数もあまり乗れない為、高級車を伸ばしたのが今日のリムジンです。 17世紀の昔から使われて来た「リムジン」 はやはり1990年代まではステータスの有るセレブ、お金持ち、政治家などの利用が多く、リムジンの所有も主に個人や政府機関などでした。 1990年代 よりタクシー会社、送迎会社などがウエディング、プロムパーティー、空港送迎などの交通手段で使うようになりました。 今ではアメリカだけで無く、世界的 に特別なイベント、結婚式、記念日などの時はリムジンが送迎手段として使われ、利用者を増やし続けています。

コメントを残す